古武術(古流柔術)には様々な健康になるためのエッセンスが集約されています。
柔(やわら)の技の特徴の一つに手首の関節や肩の関節に掛ける技があります。
これらの関節技は武術として相手を傷つけずに身動きがとれなくすることができる
とても平和的な技です。
技として掛けられている最中は当然痛みはありますが、
技を解かれるとそれまでの痛みは何処かへ行ってしまいます。
逆に体が軽くなったかのような爽快感があります。
手首は東洋医学の五行でいうと「腎(じん)」に対応しています。
そのため、手首の関節に技を掛けていると腎の機能が向上し
対応している「腰」が楽になってくるのです。
古武術の技として掛ける場合の力加減を10割とすると
健康法として技を掛ける場合の力加減は3割になります。
その力加減で手首に技を掛けているとどんどん腰痛が楽になっていきます。
古武術(古流柔術)の技は敵を傷つけずに制することも出来ますし、
古武術の稽古をすることでどんどん健康になることができるという
究極の健康法であるといえます。
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