肩甲骨の下の痛みが続いている
お住まい・性別・年代
小金井市・男性・50代
来院日
2021.1月
症状
患者様は冬場になると、以前より趣味であるスキーに行かれていました。
今年の冬、スキー場で奥様のスキー板を持ってあげていたところ
肩甲骨の下部を痛めてしまったそうです。
しばらく時間が経ってだいぶ痛みは軽減したようですが
なかなか痛みが続くようなので来院されました。
施術内容
左肩甲骨の下部に痛みを感じるようです。
パッと診た感じでは左右の肩甲骨が前方でせり上がっていて
いわゆる猫背の状態でした。
肩甲骨が前方へ転移していると肩甲骨を支える
「菱形筋」「肩甲下筋」などが過緊張になってしまいます。
それが原因で痛みを引き起こすと考えられます。
両手を挙げて検査してみても、左肩が上がりにくい状態です。
左肩の方が肩の巻き込みが強いようです。
肩の巻き込みを緩めるには
肩以外にも「首」を緩めることが重要になってきます。
横向きで左首の上部に刺鍼し、
肩甲骨を肋骨からはがすようなイメージで
施術をしていきます。
肩甲骨と肋骨がぶつかると痛みが起こるので
肩甲骨と肋骨の間に隙間をつくることが大切になります。
1回の施術でほぼ痛みは消失したようでした。
まとめ
主訴はスキー板を持った時に痛めた
「肩甲骨の下部の痛み」であったが、
体の状態を診るかぎり、
もともと猫背で首・肩・肩甲骨周囲の筋緊張があり
些細なことがきっかけで発症したものと考えられる。
肩甲骨と肋骨の歪みを整えることで筋肉は緩み
速やかに痛みが消失した。
お電話ありがとうございます、
永田治療院でございます。